出会い明日へのステップ
「ありのままの自分をうまく出せなかったから落ちた」という人がいますが、「ありのままの自分」がそのまま受け入れられるほど世の中は甘くありません。
よくM輪明宏さんが「自分を大根だと思ってごらんなさい。
引っこ抜いたままの大根なんか食べられるものですか」とおっしやいますが、そのとおりだと思います。
大根もよく洗って泥を落とし、すりおろした煮たりして初めて人から「おいしいね」と言ってもらえるのです。
確かに人の個性は大切です。
はやりの言葉でいえば、それぞれが「オンリーワン」。
けれど、このオンリーワンという言葉には注意が必要です。
確かに私たちは、独自のすばらしいたましいを持っていますが、現世の法則の中では、そのまま通用するわけではありません。
「オンリーワンの私を理解して」と社会に求めるのは、ただのわがままでしかないのです。
ですから、会社の面接官に「私を理解して」と望むより先に、「私はこの会社にとって、どれだけ『使える』人間か」ということを考えなくてはいけません。
上手に相手に伝えることも必要です。
だからこそ、まず自分を知ること、短所と長所を分析しておくことが大切なのです。
世の中で成功している人をよく見てください。
自分を客観的に見て、徹底的に分析しています。
「自分の短所はここ。
長所に転じるためには、この路線で行こう」 そういう計算をきちんとして、社会に臨んでいるのです。
つまり、自分で自分をプロデュースしていく力のある人が成功する、といえるでしょう。セルフプロデュースをするためには、今、相手は、会社は、世の中は、どういう人を求めているか、ということをキャッチする能力が必要です。
「私はこうしたい」「私の好みを理解して」と自分を押し通すことを考えるのではなく、「私は世の中にどういうサービスを提供できるか」と考えることが大切です。
そういう意味ですべての仕事はサービス業であるといえます。
また、面接のときには、自分の実力というより、印象がものをいいます。
印象はごまかせません。
たとえば、□でどんなに立派なことを言っていても、何分かの立ち居振る舞いに、自立心の欠如などの欠点がはっきりと表われるのです。
付け焼刃ではダメ。
その意味では、日頃の生き方が何より大切といえるでしょう。
気迫も必要です。
出会いってなかなかですよ。納得の出会いが手に入ります。
